カテゴリー: 育成プログラム

DAY⑷きちんと『伝える』技術

本日は、トレーニングの前に自分自身のアサーティブタイプを導き出してみましょう

あなたのアサーティブ度をチェック

 【チェック1:自分から働きかける言動】    

自分の長所や成果を人に言うことができる 

(はい・いいえ)

 自分が緊張したり神経質になっている時、そんな自分を受け入れられる 

(はい・いいえ)  

見知らぬ人との会話に入ることが好き 

(はい・いいえ)  

自分が間違った時、認めることができる 

(はい・いいえ)  

知らないことやわからないことがある時、そのことについて説明を求めることができる

(はい・いいえ)

 【チェック2:人に働きかける言動】

 人から褒められた時、素直に受け入れられる 

(はい・いいえ)  

あなたに対して好意でやってくれる行動が煩わしい時、はっきり断ることができる 

(はい・いいえ)

 不当な要求をされた時、断ることができる 

(はい・いいえ)

 長電話や長話を、自分から終わらせることができる 

(はい・いいえ)

 レストランで注文した料理が違っていた時、それを知らせて交渉できる 

(はい・いいえ)

 いかがでしたか?  

また、「はい」が5つ以上になった人は、そんな時に感情的になっていたり相手を無視しがちであるなら◎をつけておいてください。  

「はい」が5つ以上  ⇒自己表現度は普通以上。  

「はい」に◎があるなら、自分中心で相手を考えない“ジャイアン”タイプ。

 「いいえ」が5つ以上  ⇒自分より他人を優先して自分は後回し。

自己主張が苦手な“のび太”タイプ。

どちらも問題ではなく、現状把握です。ここからどうすれば、伝え方の上手い人になれるかを学んでもらい、現実に使えてれば最高です。

明日は、具体的なトレーニングをしてい見ましょう!それではまた!

DAY⑶きちんと『伝える』技術

本日は、アサーティブコミュニケーションのベース的な4つの心構えを勉強しましょう。

  • ⑴誠実であること
  • ⑵対等であること
  • ⑶素直であること
  • ⑷自己責任

⑴誠実であること

 自分の感情に正直であることです。周りの人にどう思われるかが気になる人には、案外難しいことです。自分に嘘をつかず、本当の気持ちを認めること。その一方で、相手の気持ちに対しても自分と同じように扱う必要があります。

⑵対等であること

 自分も相手も、等しく人間としての尊厳を持っているということを意識します。相手によって態度を変えることなく、誰にでも同じように接することが、あなたと相手とを同時に尊重するための基本です。

⑶素直であること

  率直であることのために、アサーションでは、自分と相手の両方を大切にすることをベースに考えます。感情や主張したいことに率直である、と言っても、自分の感情にだけ正直であっては、相手の感情を尊重しないことになってしまいます。相手の感情を尊重しつつ、自分の主張を率直に言うことが求められます。

⑷自己責任

  自分の意見を率直に言ったところ、自分が望んでいなかった反応が返ってくる場合もあります。その結果に対して、あなたは自分が発言した結果だと受け入れる必要があります。だからと言って、自分が悪かったのかもと自分を責める必要はありません。  なぜなら、相手が受け入れるか拒否するかは、相手の判断であってあなたの領域ではないからです。自分と他人の領域を分けて考える、そしてどんな結果になったとしても、自分の気持ちも相手の気持ちも尊重する、そんな姿勢が必要です。

 いかがでしたか?  明日は、事例も含め、アサーションの考え方に、少し馴染んできたところで、実際のアサーション・トレーニングに入っていきましょう。

DAY⑵きちんと『伝える』技術

今日は、アサーティブコミュニケーションの3種類を説明します。

 攻撃的なジャイアンタイプ  ⇒自分がWIN 相手がLOSE

相手を尊重せず、一方的に自分の意見を相手に押し付ける

 受身的なのび太タイプ  ⇒自分がLOSE 相手がWIN

相手の意見を尊重することだけで、自分の意見を後回しにしたり言わずに我慢してしまう  

アサーティブなしずかちゃんタイプ  ⇒自分WIN 相手もWIN

相手の意見も、自分の意見も同じように大事にする

  アサーションが目指すものは、攻撃的でも、受身的でもない相互的なコミュニケーション。このスキルを身につけると、嫌な上司や今まで全然話を聞いてくれなかった人、パートナーとの人間関係も変化が起きます。  とはいえ、今までのコミュニケーション法がクセになっている人が、急に態度や言葉使いは変えられない場合もあるでしょう。  そこで、これからアサーション・トレーニングの実践に入りますが、その前に、アサーションを実行するためのマインドセット(心構え)をお伝えします。  この心構えがアサーションの柱となります。

 アサーションでは、考え方の土台(前提)があります。この考え方の基本をアサーティブ・マインドということもあります。  コミュニケーションをするときには、このアサーティブ・マインドを常に意識することです。何か迷ったり困ったりしたときには、この考え方に立ち返って判断します。  それでは、土台となる4つのアサーティブ・マインドを見ていきましょう。

 今日はここまで、明日4つのマインドを紹介します。

DAY⑴きちんと『伝える』技術

今週から、学習プログラムという感じで、毎日投稿してい行きます。

本日からは、私が尊敬する「平木典子」先生のアサーティブコミュニケーションについて講義していきます。

アサーションとは、英語で「assertion」という名詞です。これは、動詞「assert」からきており、辞書で引くと「断言する」「力説する」「強く主張する」と書かれています。でも、ここで言うアサーティブとは、強引に主張するということでなく、お互いの立場や考えを尊重しながら、主張をしっかり伝えるという考え方です。

  アサーティブコミュニケーションとは、相手の考えを尊重しながら、対等に自己主張をしていくコミュニケーションスキルを指します。アサーティブなコミュニケーション、アサーティブネスとも言います。  感情をそのまま爆発させて相手を言いなりにしたり、また逆にむりやり抑え込まれたりされることなく、気持ちをきちんと言葉で表現しながら、しっかり自分の考えを伝える方法です。  ビジネスの場では、交渉の際に欠かせないコミュニケーションスキルで、家族・学校・職場など人間関係においても効果が高い方法です。

 しかし、現状を報告すると、下の図に書かれているように、全ての会社ではありませんが、離職率は、全く変わっていません。昔に比べ、むしろ増えている気がします。言っている本人も3年以内に辞めています(笑)

 また、メンタルヘルスマネジメントを勉強している身としても、下記の調査報告書を見ればわかりますが、コミュニケーションの力が原因で多くの人材を無駄に浪費している現状も見られます。

なぜ、アサーション・トレーニングが必要なのか?

  多くの人が人間関係に悩みや不安を抱えていますが、特に、職場や家族・友人の間では、強く主張する人が弱い性格の人を押さえつけるパターンになりがちです。  一見うまく収まったように見えるかもしれませんが、これを放置すると、押さえつけられた側にストレスが溜まります。  その結果、夫婦なら離婚することになったり、親兄弟では断絶したり、仕事や職場でうつになったり、悪い結果をもたらす可能性があります。 そんな時に、どちらかが我慢するのではなく、お互いを尊重して本音を出し合う関係ができれば、家族であれば仲の良い居心地の良い家庭になり、職場なら組織としてのパフォーマンスが上がり、辞める人も少なくなるはずです。

今日は、ここまで、明日は、3種類のアサーティブコミュニケーションを説明します。それではまた明日!!( ゚o゚ )オ(゚▽゚)ヤ( ゚・゚ )ス(゚━゚)/~ミー

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アドラー好きです。何か問題でも?

〔アドラー心理学とは〕

アドラー心理学は、オーストリアの精神科医であるアルフレッド・アドラー (A.Adler)が創始し、その後継者たちが発展させた心理学の理論、思想と治療技法の体系です。

個人心理学(Individual Psychology)というのが正式名称ですが、個人心理学というと、個人を細かく分析したり個人のみに焦点を合わせるように誤解されやすいので、日本 では、この名称はあまり使われません。

理論的な特徴としては、

  1. 人間を分割できない全体として把握し、理性と感情・意識と無意識などの対立を認めないこと(全体論)
  2. 行動の原因でなく目的を理解しようとすること(目的論)
  3. 客観事実よりも、客観事実に対する個人の主観的認知のシステムを重視すること(認知論)
  4. 精神内界よりも個人とその相手役との対人関係を理解しようとすること(対人関係論)

などをあげることができます。

思想的な特徴としては、

  1. 他者を支配しないで生きる決心をすること
  2. 他者に関心を持って相手を援助しようとすること
アドラー,A. | 心理学用語集サイコタム

アドラー心理学の特徴

アドラー心理学の特徴を、4つの要素から解説しましょう。

  1. 目的論
  2. ヨコの関係
  3. 課題の分離
  4. 勇気付け

①目的論

目的論とは、人間の行動にはすべて目的があり、自分が現在置かれている状況は自分の目的を達成するために自らが選択した道である、という考え方です。

対して、目的論と対比されることの多い原因論は、結果にはすべて原因があり、自分が現在置かれている状況は自らの過去によって決められるという考え方になっています。

②ヨコの関係

ヨコの関係とは、横並びに位置した人たちがお互いに、信頼関係を築く・尊敬し合うという関係が構築されていることで、タテの関係は、「上から下への支配」「下から上への依存の関係が構築されている」ことです。

支配や依存から生まれるタテの関係からは、他人から承認されたいという承認欲求が生まれます一方、ヨコの関係では、自分以外の人を対等な立場と見なすため、共同体感覚を生み出します。

③課題の分離

課題の分離とは、同質ではないが対等な関係にある他者が持っている課題と、自分の持っている課題を分離させること。

ヨコの関係が築ければ、他者に劣等感や忖度感情を持つ必要がなくなります。その上で、課題が自分の課題でないと判断できたら、「これは他者の課題だ」と考えを整理して、他者の課題に介入しすぎないようにするのです。

④勇気づけ

勇気づけとは、困難を克服するための内なる活力のこと。アドラー心理学が別名「勇気の心理学」と呼ばれている点からも分かる通り、勇気付けによって、自分の目的や行動が変わることで新しい自分を構築できるのです。

勇気づけは他者に対しても発信でき、他者が自分自身の力で生きていけるようサポートすも含めた言葉と解釈されています。対等な立場でお互いを尊重しながら新しい一歩を踏み出す勇気、これこそがアドラー心理学の神髄です。

アドラー心理学のメリット

アドラー心理学によって得られるメリットとはどのようなものでしょうか。5つのメリットについて解説します。

  1. 物事をシンプルに捉えられる
  2. 問題との向き合い方が分かる
  3. 「どう生きるか」が明確になる
  4. 自分のすべてを活用できる
  5. 自分を変えられる

①物事をシンプルに捉えられる

「今の自分の状況は、自分が選択してきた道だ」「自分の問題は誰への忖度もなく、自分で解決してよい」「自分で課題を解決すると、自分の未来を望むように変えられる」といったロジックにより、物事をシンプルに思考できます。

②問題との向き合い方が分かる

問題に直面した際、「どうしたらいいのか悩まなくなる」「自分の課題に対して行うのは、解決方法を決定するだけ」となります。周囲とのしがらみを考えず、自分の課題に自分で答えていくだけなので、問題との向き合い方が分かるようになるのです。

③「どう生きるか」が明確になる

アドラー心理学によって自分の課題や選択肢についてシンプルに考えられるようになります。その結果、「自分がどう生きるか」といった哲学的な人生観を明確にできるのです。

④自分のすべてを活用できる

アドラー心理学は、「自他共に尊重される」「自分の課題に自分で答えていく」ため、自分に自信を持って前に進めるようになります。自分が持つ知識やスキルも存分に引き出せるため、自分自身のすべてをフル活用できるようになるでしょう。

⑤自分を変えられる

「自分を変えて将来を変える」「自分を柔軟に変えていくと、将来も柔軟なものになる」これが分かれば、自分を変えることに抵抗感がなくなるでしょう。「自分を変える」という内発的な意識が芽生えれば、現実的に自分を変えていけるようになります。

電話対応PP

初資料添付、使いたい方はどうぞ!感想も聞かせてください。

昔に作成したマニュアルです。やはり口答だけでは意味がりません。実践とロジックです。

そこから学びを得て、一流になるのです。

みんな電話をなめてはいけません。⇒会社の顔・レベルなんですよ!

だってファーストコンタクトは常に「電話対応」ですよ!

これが出来なければ、社会人になれませんよ!

ここにいろんなヒントは入れています!わかる人にはわかる「基本」が!

 ここに一流へのヒントを入れてあります!よく見てね!

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