カテゴリー: 育成プログラム

育成プログラム「聞く力は総合力」DAY⑶

本日は、ロジカルシンキングの基本編を行います。

演繹法

演繹法とは別名「三段論法」とも呼ばれる論理展開の手法で、一般的な事実(ルール)と観察事項という2つの情報をもとにして最終的な結論を導き出すというものです。

有名な演繹法(三段論法)の例に、以下があります。

1.人間はいつか死ぬ(事実)

2.ソクラテスは人間である(観察事項)

3.よってソクラテスはいつか死ぬ(結論)

この場合、「人間はいつか死ぬ」という誰もが疑いようのない普遍的な事実に、「ソクラテスも人間である」という観察事項を当てはめたとき、「人間であるソクラテスはいつか死ぬ」という結論が導き出されます。

ビジネスシーンに置き換えてみると、以下のような論理展開となります。

1.利益率が120%を超える案件には、新しいプロジェクトの提案をする(社内でのルール)

2.A社の案件は利益率が130%である(観察事項)

3.A社には新しいプロジェクトの提案をする(結論)

帰納法

帰納法は、論理展開が演繹法とは逆の手法です。複数の事実から分かる傾向をまとめて、一般論を導き出します。

 例えば、「友人のAさんがランニングを始めてから痩せたと言っていた」「テレビでもランニングは脂肪燃焼に効くと言っていた」などの情報から、「ランニングはダイエットに効果的だ」という一般論を導き出すことができます。ただし、帰納法で導き出される結論は、あくまでもさまざまな事実や情報の傾向をまとめたものであって、普遍的な事実ではないことに注意が必要です。Aさんはランニング以外にも運動していたり、食事にも気を配っていたりしたおかげで痩せたのかもしれませんし、実際には体重や運動量によっても効果は異なるでしょう。

このように結論が確実ではないことから、帰納法は帰納的推論とも呼ばれます。

ビジネスシーンでは、アンケートによる市場調査が帰納法的な論理展開にあたります。

 例えば、30歳以降の男女500人に水に関するアンケートをとった場合、「8割の人が週に一度は水を買うと答えた」「水道水は飲まないと答えた人が年々増加している」などの傾向があれば、「30歳以降の層にはミネラルウォーターが売れ続けるだろう」という結論(推論)を導き出すことができます。

ここで重要なことは、主観であるか客観的であるか?という事です。

私達の最後の問題は、判断・決定するという事なのです。

そのためには、客観的に物事を見抜き、明確な理由を持って話、決定しなければいけないのです。主観で物を話すから、人は誰もあなたの事に耳を傾けないのです。トレーニングしてみましょう!

 今日はここまで!明日は、トレーニング方法を教えます。

補足、傾聴力の説明が飛んでいることに今気づきました。このロジカルシンキング講座が終わり次第、一度前にもどって「傾聴力」を説明します。

 ちょっとミスした探求家ハナでした。 

育成プログラム「聞く力は総合力」DAY⑵

 先日の傾聴力はいかがでしたか?すぐにでも使える簡単な仕組みです。相手の頭の中が見えましたか?

 今日はより相手の頭の中が分かる「ロジカルシンキング」のベース的な部分をやります。こちらは、なんにでも転用ができ、これが出来れば、簡単に相手も理解できるし、相手にも話しやすく、理解されるスキルなのでよく覚えてください。動画資料の中により細かい内容は記載されています。

話の要点を掴み、正しくまとめる
「ロジカルシンキング」論理的思考

  相手の話のポイント、要点を理解し正しく受け止めることはとても重要です。会話した時には相手に「わかりました。」「了解しました。」などと理解を示しておきながら、その後の行動や対応が伝えたことと全く違っていたら、相手はあなたに対し「聞く振りをしていただけ」「理解力がない」と思うでしょう。

 自分としては真剣に聞いていたのに、このような経験をしたことがある人は理解すべき要点がずれており「読解力」「要約力」が低い可能性があります。読解力、要約力は鍛えることができます。

 だからこそ

ロジカルシンキング・ロジカルコミュニケーションなんです。

ロジカルシンキングとは、論理的思考のことです。ロジカルシンキングを身につけることで、

 「初めて直面する問題であっても、解決のヒントの筋道を立てて考えられる」

 「論理の飛躍なく、相手に物事を分かりやすく説明できる」

などの効果が期待できます。

ロジカルシンキングを身につけることのメリット

■自分の考えが伝わりやすくなる

 論理的に思考できるということは、人と情報共有をする際にも論理立てた説明ができるということです。特にビジネスシーンでは、感情的な部分が多い説明よりも、無駄のないロジカルな説明の方が望ましいケースが多々あります。

論理が飛躍したり破綻したりせずに、首尾一貫した話ができれば、相手に自分の考えが伝わりやすくなるでしょう。もちろん、直接話す場合だけではなく、メールやチャットでの連絡時にもロジカルシンキングは役立ちます。

新しいアイデア・企画を提案したいときや、自社の商品・サービスを売り込む際などにも、論理的に分かりやすい説明ができれば理解や承諾を得やすくなるため、大きな強みになります

■原因特定と問題解決の能力が上がる

 ロジカルシンキングでは、常に原因と結果、つまり因果関係を理解しながら思考します。この考え方が無意識のうちにできるようになると、何か問題が起こった時に原因を特定したり、解決策を見つけたりする能力が上がるのです。

ビジネスシーンに置き換えると、進行中のプロジェクトで大きな壁に直面した際に、どうすれば現状を打破できるのか、どこを改善すれば良いのかなどを見抜く能力が上がるといえるでしょう。

ロジカルシンキングの手法

■ゼロベース思考

 ゼロベース思考とは、先入観にとらわれることなく、白紙の状態から考える姿勢のことです。思い込みにとらわれてしまうと、新しい発想を生み出すことができなくなったり、自分で限界をつくってしまったりします。

自分の中の無意識な思い込みや前提条件をなくして、どうすればできるのかをゼロベースで考えることが大切です。

■ピラミッド構造

(トップダウンアプローチ、ボトムアップアプローチ)

 ピラミッド構造とは、結論(仮説)を置き、その下の階層でその根拠を並べ、さらにその下の階層で結論の根拠に対する根拠を並べる、ということを繰り返してできる、結論を頂点とするピラミッドのことです。

ロジックを組み立てるアプローチには、ピラミッドを頂点から下に降りながら考える「トップダウンアプローチ」と、下から頂点に上る「ボトムアップアプローチ」の2つがあります。

トップダウンアプローチは、「仮説→根拠→事実」と仮説を出発点として論理展開を行う方法、ボトムアップアプローチは「事実→根拠→仮説」と積み上げで仮説を構築する方法です。

■フレームワーク思考(MECE、ロジックツリー)

 MECE(Mutually Exclusive and Collectively Exhaustive)とは、「漏れなくダブりのない状態」を指し、「ミーシー」と呼ばれます。

 例えば新商品を企画する際は、ターゲット設定から始める必要があります。ここで適切にターゲット設定をするためには、MECEを意識することが大切です。この場合、年齢、個人/法人、地域などの切り口で分類することが考えられます。ロジカルに考える際には、ロジックツリーの活用が効果的です。

 基本となるロジックツリーには、問題点の原因を掘り下げて考えることで根本的な原因を見つける「WHYツリー」、課題解決の方法を整理して優先順位をつける「HOWツリー」、大きな要素を小さな要素に分解する「WHATツリー」の3つがあります。

今日はここまで、ロジカルシンキングは、順序立ててみることがベースです。支離滅裂な話し方は、相手にも不快な気持ちを与えます。だからこそ、話しに起承転結を作れば、伝わりやすく、聞きやすくなるのです。

明日はより、ベース的な演繹法・帰納法を説明します。これが分かれば、かなりレベルアップしますよ!お楽しみに

 探求家 ハナでした。

育成プログラム「聞く力は総合力」DAY⑴

 おはようございます。探求家ハナでございます。

本日から始まる育成プログラムは『聞く力』です。

『伝える力』・『聞く力』

この2つは必要です。ベース的には『捉える力』が一番重要ですが!

今日は、『聞く力』を説明していきます。よろしくお願いします。

聞く力には、重要な3つの要素で構成されています。

『傾聴力』『ロジカルシンキング』『コーリング』

傾聴力⇒

相手の話をじっと聞きこむ、心の矢印を相手に向ける、相手を主人公にする、アクティブリスニング

ロジカルシンキング(論理的思考)⇒

話の要点を掴み、正しくまとめる、フローチャート形式、フレームワーク

コーチング⇒

話を聞き、課題やニーズ、方向性を引き出し、本来の自分に気づかせる。

 この3つのコンテンツを説明していきます。

相手の話をじっと聞きこむ「傾聴力」

 傾聴力は相手とのコミュニケーションを築く上で非常に大事な力です。この人は自分の話をちゃんと聞いてくれると思われることで、相手が心を開いてくれやすくなります。5つのルールを守りましょう!

会話の途中で口を挟まない

目線を合わせ、頷きや相槌を入れる

心の矢印を相手に向ける(相手の為)

相手を主人公にする(役を演じる)

アクティブリスニング(体全身で聴く)

  人と人とのコミュニケーションは発話(話し手)と傾聴(聞き手)で成り立ちます。人は自分の内面を話し理解されることでストレスや悩みを発散することができます。これは特に女性に多くみられる傾向にあります。(男性は自問自答で悩みを解決する傾向が多くみられます。)  

 しかし、話を途中で遮られたり、否定されたりすると逆にストレスが高まりますし、相手が真剣に聞いていないと感じると人はコミュニケーションを遮断します。傾聴力を高めたい場合は「会話の途中で口を挟まない」「目線を合わせ、頷きや相槌を適切に入れる」この2点を意識して相手の話を聞くようにしましょう

心の矢印を相手に向ける(相手の為)

 ここが肝です。どんな表明上のリアクションをしても、自分自身の心が、相手に興味を持ち、相手の関心に関心を持たなければ、相手も心を開きませんし、話が広がりません。聞くときにまず、今の自分の心の矢印を確認して聴きましょう。自分に心の矢印が向いている限り、人に伝える事も出来ないし、信頼関係・協同関係も築くことはできないでしょう!受け取り方によっては「自己都合・自己中心的な人」と捉えられますので良い注意

相手を主人公にする(役を演じる)

 これは「間を見る」「空気を読む」とも言いますが、誰が「話し手」誰が「聞き手」誰が「まわし手(MC)」というその場の役割を見抜くことである。そしてそれに徹するという事が重要なのです。「1対9」の法則も使えます。ここで自分も話すのではなく、相手がいかに気持ちよく話せる環境を作るかがPOINTなので、主観的にみるのではなく、客観的に空から周りを見渡す、広い視野で話しましょう。トレーニングすれば簡単に身につけますよ!

アクティブリスニング(体全身で聴く)

 本気で聴く!人間の伝え方の見方は2つあります。

「非言語的コミュニケーション」ボディーランゲージ80%

「言語的コミュニケーション」言葉 20%

上記の二つが非常に伝え方には重要な行動になります。言葉が伝わらない場合人はみんな、身体で表現しますよね!それが「非言語的コミュニケーション」なのです。ここが伝わり方が半分になってします要因なのです。昨今はSNSという部分が大きく、言葉だけが先行して、伝わり方が、主観的で攻撃的な事が多く、社会問題になっています。デメリットとメリットを理解しないで、便利だけを重視した結果がここに出てきました。

 この影響の為、人は会った時に、言葉でしか話さなくなってしまったのです!今までは、常にあって伝える事があり、いろんな情報を得て、そこから生み出す力はすごかったです。ですが、いまは、シンプルなA⇒Bという作業的なコミュニケーションスキルになってしまい、大きなトラブルを生んでいるのです。

 気づいていませんよね!だって人は楽を選ぶ動物なので!

だからこそ、体全身で相手に伝えてください。あなたの話をしっかり聞いているという事を!それが信頼関係と協同関係をつくります。

まとめ

 本日はパート1「傾聴力」を簡単に説明しました。本来講習会では、3時間ほどかけて、ホームワーク形式で行う事業をまとめて載せました。なにか質問等があれば、Instagram、Twitter、ホームページに連絡ください。

明日は、「ロジカルシンキング」論理的思考を勉強しましょう!これはいろんな事に転用が出来ますから必見ですよ!それではまた明日! 

育成プログラム「しなやかな自分の作り方」自己肯定力の仕組み DAY⑷

では本日は具体的なトレーニング開始!

瞬発系トレーニング(対処)

①言葉の力   ⇒ 鏡・ポーズ・リフレーミング

   どうしたらいい?⇒なんとかなる!

   つかれた!   ⇒よく頑張った!

   運が悪い    ⇒運がいい

   許せない    ⇒許します

   重大だ     ⇒大したことじゃない

   もうだめだ!  ⇒まだやれることがある

②好きの力   ⇒物・人

③刺激     ⇒散歩・寄り道・早起き・掃除

④休息     ⇒睡眠 仮眠

上記で上げたように、シンプルな思考が、マイナス思考へ転落!自己肯定感を下げません。簡単です。効果は短いですが!

持続系トレーニング(習慣)

①吐き出す(エクスプレッションライティング)

⇒悲しみ・怒りを文字にする

②準備する(If them プランニング)

⇒トラブル対処を決めておく

③想像する(タイムライン)

⇒1年後・3年後・5年後 最期

④なりきる(レファレンスパーソン)

⇒尊敬する人物ならどうするか?視座が変わる

⑤喜ぶ(スリーグッドシンクス)

⇒3つの出来たこと・良かったことを書く

こちらもすぐ行動に移し、継続することにより、安定した自己肯定感はできます。

そして

小さな積み重ねが、自己効力感を生み、楽天的思考が作り出され、この時代を生きる重要な「レジリエンス」という逆境力につながると考えています。

レジリエンスとは!

レジリエンス(resilience)とは、外的な衝撃にも、ぽきっと折れることなく、立ち直ることのできる「しなやかな強さ」のことです。

 「レ ジリエンス」とは、もともとは「反発性」「弾力性」を示す物理の用語でした。ここから、「外からの力が加わっても、また元の姿に戻れる力」という意味で使 われるようになったのです。「復元力」「弾力性」「再起性」などと訳されますが、エダヒロは「しなやかな強さ」と訳します

補足 自己効力感

まとめ

あらゆる領域において人生を良好にしていく土台となる「自己肯定感」は、私たち一人ひとりの人生に大きく関わっています。

さらにそれは、自分一人の問題ではないということです。家庭では親の自己肯定感が子どもに影響を与え、家庭の幸福を左右します。

 学校では、教員の方の自己肯定感は、本人はもちろんのこと、生徒たちの自己肯定感に影響を与え、生徒の未来に大きな影響を及ぼします。企業では、個々の社員の自己肯定感が企業の未来を決定づけ、それぞれの職場でリーダーとなる人の自己肯定感が職場の雰囲気をつくり、働く人たちの幸福度を左右していくのです。

 そして前を向いて人生を歩き始めます!

さらに、人生をどう楽しみ、ワクワクさせるのは、教養である。

私は、常に学びを増やすために行っていることが、教養です。みなさんもやってみましょう!簡単に教養は付けることが出来ますよ!

 ここで自己肯定感のプログラムは終了です。より細かい内容は、実践講義で説明します。また今週中に新しい内容の講義を用意して配信致します。動画は明日YouTubeに載せます!

 なにか聴き方ことがあれば、いつでもお答えします!

それではまた明日! 探求家 ハナでした! 

 

育成プログラム「しなやかな自分の作り方」自己肯定力の仕組み DAY⑶

では本日は、具体的にトレーニング方法を載せます。シンプルなルーティンワークで出来るので、取り組みましょう。

自己肯定感はどう高めていける?

「自己肯定力」を上げるトレーニングは、効果を実感するまで、地味で時間がかかります。それはアスリートが取り組む「体幹トレーニング」のようです。それは、一朝一夕ですぐに身につくものではありませんが、継続することにより獲得することができるのです。自分が望む人生を創り上げていく土台となるのが「自己肯定力」です。自己肯定感という「心の体幹」ができると、人生のあらゆる部分に良い影響を与えます。これは自分を幸せにするだけではなく、周りにも良い影響を与え、周りの人も幸せにしていくことができるのです。

補足 リードする3つの力

「子どもを幸せに導く3つのチカラ」は、

誰かの気持ちに寄り添える⇒「共感力」

自分のことを自分で決める⇒「自己(意志)決定力」

生まれてきてよかった、生まれてきてよかった、自分は自分でいい、と感じる⇒「自己肯定感」  だといいます。

大人になってから「自己肯定感」を高めるには?

1.自分を認める

2.自分を受け入れる

3.自分を大切にする

4.自分に価値を感じる

5.自分を信頼する

ステップ1「自分を認める」

「自己肯定感」は、自分を自分がどう思うかの感覚であり、自分のよいと思える部分だけでなく、自分のダメだと思えるところや好きでないところ、短所と思える部分も含めて、ありのままの自分を認めることです。それは自分に妥協して開き直り、傲慢になることではありません。

ステップ2「自分を受け入れる」

これは、自分のよい面だけを見て、その自分を受け入れようとしても、自分の好きでないところも含めて、自分を認められていないと「受け入れる」ということに抵抗が生まれやすく、自分を好きになろうとしても難しいのです

ステップ3「自分を大切にする」

「自分を大切にする」とは、心身ともに自分を心地よくすることはもちろん、自分の健康に意識を向けること、自分自身を理解すること、自分の一番の味方になることも含まれます。

 自分を理解することには、「感情」の理解も含まれます。自己肯定感を高める上で「感情」を切り離して考えることはできません。自分を認め受け入れて、自分を大切にすることができると、自己肯定感のベースとなる部分が少しずつ整ってきます。

ステップ4「自分に価値を感じる」

 自分の存在価値は、何ができるとか、何を持っているかに左右されないものですが、「自己肯定感」を高めるステップの1~3を土台として持てると、自分の努力や成果を認めることで自己価値を感じ、他者から褒められたり、認められたり、肯定的な評価を与えられたものを、自らの成功体験として積み上げていくことができます。これが自信へとつながります。

ステップ5「自分を信頼する」

「自分を信頼する」とは、自分を無条件に信じることができることです。

自己信頼が高くなると、自分がやることは上手くいくという感覚が持てるので、ゆるぎない自信と共に「自己効力感」を持てるようになります。

そしてここで重要なキーワード『自己効力感』を持ちましょう

 何の保証もない未来にマイナス要因をもっても同じ未来、なら根拠のない自身もありです。だって未来は言葉で出来ているから!

 持ちましょう「自己効力感」

明日は、より具体的なトレーニングをあげます。

すこしでもみんなに勇気をあげれたら最高です!それではまた明日!

育成プログラム「しなやかな自分の作り方」自己肯定力の仕組み DAY⑵

 DAY⑵です。今日の自己肯定感はどうですか?低い、高い?

自分を達観的に見てみましょう!

明日も仕事が休み?明日から仕事だから?いろんな理由でモチベーションがかわる?そんな人生やめましょう!

 どんなことでもプラス思考で受け止められる「自己肯定力」をつけましょう!

自己肯定感が低いとどうなる?

①行動できない    ⇒どうせ失敗する!

②ほめ言葉を喜べない ⇒どうせ私なんか!

③子供や周囲に悪影響 ⇒否定の根本

自己肯定感が低い人の傾向は?

1.不安や怖れを持ちやすい

2.自信がなく、受身的

3.他人の評価で自分を判断する

4.人に評価してもらわないと不安

5.他人の評価に振り回される

6.人と比べて、落ち込みやすい

7.他者の意見を聞くことができない

8.自分を否定的に見る

9.物事を否定的に受け止めやすい

10.自分で自分を満たせない。

11.他人をジャッジする、

12.生きにくさがある

肯定感は育てられる。

①肯定感は揺れ動く⇒浮き沈みがあるよ!谷あり山あり

②総量は人によって違う⇒エンジンの容量は様々

後天的に育てられる

注意ポイント

①2つの罠を認識する    

⇒ 過去 と 比較 

 放置すれば問題なし

②自己決定性を持つ     

⇒ 他人に決めてもらう

 幸福感ができる

③一気に上げない・焦らない 

⇒ 継続性がなく、結果が出ない

スモールステップ 

やり方は自由である

は常に頭に入れときましょう!

人生の質を左右する自己肯定感

「自己肯定感」は、仕事や収入、職場での人間関係や結婚や恋愛でのパートナーシップ、自己実現などの人生のあらゆる部分に影響を与え、人が生きていく上での幸福感や満足度を決定づけていくからです。

 日々の生活の中で、仕事で成果を上げ、人間関係が良好で、自分の望みや夢を次々と実現し、望ましい現実を手にいれて楽しそうに人生を歩んでいる人と、そうでない人の違いは、能力や才能、置かれた環境以前に「自己肯定感」が高いか低いかが大きく明暗を分けています。

幸せになる勇気⇒はじめの一歩

 今日はここまで、明日は具体的なトレーニング方法行きましょう!

ではまた明日!

育成プログラム「しなやかな自分の作り方」自己肯定力の仕組み DAY⑴

こんにちは、「見方」「聴き方」「伝え方」そして「捉え方」の探求家 ハナでございます。

 今日からは、自己肯定力について説明していきます。

どんな人でも調子の波はあります。それを一定にするのは難しいです。

そこで重要なキーワードが『自己肯定力』です。

自己肯定力が安定すると、喜怒哀楽をコントロールしやすくなります。

自分自身を客観的に見て、感情のschemeを覚えましょう!

自己肯定感とは自己価値に関する感覚であり、自分が自分についてどう考え、どう感じているかによって決まる感覚です。

 そのままの自分を認め受け入れ、自分を尊重し、自己価値を感じて自らの全存在を肯定する。「自己肯定感」の感覚は、何ができるか、何を持っているか、人と比べて優れているかどうかで自分を評価するのではなく、そのままの自分を認める感覚であり、「自分は大切な存在だ」「自分はかけがえのない存在」だと思える心の状態が土台となります。

 この感覚を持てると、自分を尊重するように、他者や周りも尊重できます。すると他者からも尊重され、お互いに尊重し合える関係が作れます。

自分が自分であることに満足し、価値ある存在として受け入れる 自尊感情

 自己肯定感が高いことは、今の自分に妥協して成長を止めたり、傲慢になることではなく、どんな自分であっても、今の自分を受け入れることで、恐れや不安や自己否定からではない、安心感をベースにした真の意欲とともに、前に進む力を与えてくれるものです。

 どんな自分も受け入れ、肯定することで、外側からの評価で揺らされることなく、自分軸で自分の価値を感じ、自己承認できる力のことを当協会では「自己肯定力」といいます。自己肯定力が高まると感情が安定し、物事を肯定的に捉え、何事にも意欲的になれます。「自己肯定力」は自己を信頼できる自信の源となります。

 自己肯定感は、高い、低いと表現されますが、自己肯定感が高いから良い、低いから悪いということではありません。この感覚は人の優劣を決めるものではありませんが、この感覚が高いか、低いかが人の人生に与える影響は大きくなります。

人生が楽しくなる⇒ワクワクの連続(幸福感いっぱい)

「自己肯定感が高い」と「自分勝手」の違いは?

自分勝手は「自分さえ良ければいい」という感覚です。

 自己肯定感が持てていない偏った自己愛は、自分は尊重しても、相手や周りは尊重しない、自分の価値は認めても、相手の価値は認められないことです。

 人とのバランスが推し量れず、どちらかというと自分さえよければいいと身勝手な行動をとりやすい傾向の人は、真の自己愛が持てている(自己肯定感が高い)とは言えません。

 自己肯定感が高く、真の自己愛が持てていると、身勝手な自己愛ではなく、自分を大切に、尊重し、価値があると思うように、同じように相手を尊重し、相手にも価値があると思えるのです。

自己肯定感が高い人の傾向は?

1.自分に対して安心感がある

2.自信があり、能動的

3.周りに振り回されない、

4.物事を肯定的に受け止められる

5.自然な意欲で行動に移せる

6.自分を肯定的にみられる

7.物事を肯定的に受け止められる

8.自分を尊重するように他者も尊重できる

9.人との違いを受け入れられる

10.感情が安定している

11.生きるのが楽

12.問題解決能力が高い

今日はここまで!明日は、自己肯定力が低いとどうなるか!ということ説明していきます。

それではまた明日!

 

DAY⑺きちんと『伝える』技術

アサーショントレーニング⑶

事例3:夫が、帰る約束の時間より大幅に遅れて帰ってきた・・・

 夫の帰宅時間から食べごろを考えて食事を作って、お風呂も準備して待っていたのに、何の連絡もせずに遅くなる・・・  家庭でよくあるパターンですね。  そんな時、あなたはどういう態度を取っていますか?  

「夫への態度1」

✖ 「なんで遅いの!あなたはいつもそうやって連絡せずに遅くなるのね!」と、帰るなりいきなり怒る  

 ご主人も、遅くなったという後ろめたさがあるはずです。けれども、いきなり怒られてしまうと、謝る気持ちや許してほしい気持ちを出せず、反発心が先に出てしまう場合もあります。  また、こういった恐怖が蓄積されたり、家族が夫の仕事や夫自身に関心を示さなくなっていくことで、夫が精神的に追い詰められ、うつ状態や帰宅恐怖症を起こす例も増えています

 「夫への態度2」

✖ また口をきいてくれなくなると困るので、言わずにいる  

 ご主人が口をきいてくれなかったらどうしようと思っているということは、ご主人に主導権を握られているということです。夫婦の力関係で夫の方が強いというのは、妻にとって居心地が良くないでしょう。

 「夫への態度3」

◯ 「私はあなたの帰る時間に合わせて計画を立てていたの。それが無駄になってしまって悲しい」と言う

  自分の感情を「私は」を主語にして話しています。  これなら、自分の気持ちが正しく伝わるでしょう。「あなたは」など相手のことを主語にして責めていないので、言われても反発する気持ちは起きにくくなります。  自分のしたことを悪かったと思ってくれるかもしれません。  ただし、相手がアサーティブに答えてくれないこともあります。疲れやストレスで余裕がないかもしれません。  また、ご夫婦の日常生活の中で、どちらかがいつも我慢しているような状態なら、たった1回の会話では簡単に関係改善というわけにはいかない場合もあります。

反発する時のアサーションポイント

 ポイント1⇒「私(I=アイ)」メッセージ  

 私 メッセージとは、「私は」を主語にして伝えることです。    「私は〜と思う」と言うことで、自分の感情を素直に表現でき、相手への攻撃も避けることができます。    それと反対が、Youメッセージです。「なぜ(あなたは)遅くなったの?」と言ってしまうと、詰め寄ってこられたように感じます。

 ポイント2⇒相手がいい反応をしないときもありのまま受け止める

  相手あってのコミュニケーションです。相手の感情を尊重し、なぜそう思うのかを想像してみましょう。  また、ネガティブな態度を取られた時の自分の気持ちも尊重し、ありのままを受け止めましょう。自分を責めず、相手も責めず、相手にどんなボールを投げるとキャッチしてくれるのかを考えながら、建設的な会話を心がていくことです。

まとめ アサーションは日々のトレーニング

  ちょっと難しいなあと思った方もいらっしゃるかもしれませんが、アサーション・トレーニングは、日々のトレーニングです。最初は簡単にできなくても心配いりません。少しずつ意識しながら取り入れていきましょう。あなたのコミュニケーション能力がアサーションに近づいていけば、人間関係や環境が豊かになっていくはずです。

 答えは、すぐに見つかりません。なぜなら、答えは無限だからです。

それは、『未来は言葉で出来ている』のですから!

そして『心は言葉で出来ている』からです。この真理は変わりません。

DAY⑹きちんと『伝える』技術

アサーション・トレーニング⑵

事例2:人に褒められた時のアサーション

  人から褒められた時の対応は、一見アサーションと関係ないように見えるかもしれません。けれども実は、自己表現が健全にできているかどうかを測るバロメーターになります。  人に褒められた時、あなたはどんな反応をしていますか?  「褒められた時の対応1」

✖ 「そうなの、私はこれが得意でこっちもできて・・・」と自慢話が始まる

  過度な自慢話は、コミュニケーションを妨げます。  会話をキャッチボールに例えた時、相手が受け取れないボールを投げたような状態です。行き過ぎた自慢は、実は自己肯定感が低いことの表れです。あなたは本当に自分を肯定できているか、考えてみましょう。

「 褒められた時の対応2」

✖ 「いえ、そんな褒められるようなことじゃないんです。」と謙遜する  

 受身的なタイプの人に、よく見られる反応です。  この場合、自分に自信がなく自己肯定感が低く、褒められたことをそのまま受け取れないでいます。  日本人は謙遜の美徳という考え方がありますが、自分を卑下しすぎるのは自分を大事にしていませんので、少し注意が必要です。  また、謙遜しすぎて相手の褒めた言葉を受け取らないということは、褒めた相手に対して、その気持ちを受け取っていないということになってしまいます。  特に、外国人との会話では、褒めたことに対する敬意を伝えないと、相手は気持ちを拒否されたと感じてしまいます。

「 褒められた時の対応3」

◯ 「ありがとうございます!」と感謝する  

 褒めてくれた相手に対して、最大限の尊重を表す態度が、感謝です。  シンプルですが、「ありがとう」と言うことで相手の気持ちへの配慮と、褒められた自分を肯定することの両方を一度に表現することができます。

<褒められた時のアサーションポイント>

 ポイント1|自己肯定感  

できることがあっても、また、できないことがあっても、自分はいつも等しく価値ある存在だと思うことです。  

ポイント2|相手に感謝すること

 褒めてくれた人は、あなたに尊敬の念をプレゼントしてくれていま。きちんとお礼を言って、それを受け取りましょう。  

ポイント3|素直な気持ちを表現すること

 褒められた時のうれしい気持ちは、今までいつも謙遜していた人には居心地の悪いことかもしれません。理想が高い人には不本意であるかもしれません。

 今日はここまで、なかなか人の心と合いません。というか合うわけがありません。見えませんから!その部分も含め、明日もアサーティブコミュニケーション事例報告します。

DAY⑸きちんと『伝える』技術

アサーティブに意見を伝えるDESC法

アサーション・トレーニング

 事例1:上司から急な仕事を頼まれたが断りたい時のアサーション

 今抱えている仕事でも手一杯なのに、これ以上仕事が増えたらパンクしてしまう・・・  そんな時、あなたはどう答えていますか?  

答え方その1|✖ 「今忙しいので、無理です!」とすぐに断る  

あなたはいいかもしれませんが、断られた上司はあなたが自分勝手に嫌がっているという印象を受けてしまうかもしれません。

 答え方その2|✖ 「はい・・・わかりました」と、断れずに引き受けてしまう。

 仕事が多すぎると納期も間に合わず、質が落ちたり、心身の健康も損ないかねません。

 「『No』と伝えると嫌われるのではないか?」  「自分の評価が下がるのでないか?」  という心配をしてしまいがちです。そう思ってしまうと「No」と言えなくなってしまいます。背負い込んでしまい、ストレスや心身の負荷が蓄積されていきます。  

 そんな時は、相手の気持ちにフォーカスするのは一旦止めましょう。相手に好かれなくてもいい、と意識してみることです。自分の現状を振り返ってみましょう。  本当に引き受けて大丈夫なのか?  本当に断らないと仕事に支障が出るのか?  今後どういう工夫をしたら引き受けられるのか?  そして、冷静かつ客観的に見て、この仕事は断らないと無理だと判断したら、断り方を考えましょう。

 答え方その3|◯ 新たな提案や代替案を提示する  

 「明日提出しなければならない企画書があるので今は難しいのですが、明後日から取り組んでもいいでしょうか?」といったような代替案を提案する形で、相手も理解できるように返答します。  これなら言われた上司も自分の今の状況に共感してもらえたり、その解決策や代替案を一緒に考えてくれたりもします。

・きつい頼まれごとを受けた時のアサーションのポイント

今、自分が思っていることを、相手に率直に伝えます。けれども、相手の感情にも配慮して、的確に、冷静に伝えることです。この時、相手と自分は対等だという態度で話すこと。自分を卑下したり相手を怒らすのではとビクビクして話したりすると、きちんと伝わりません。堂々と主張します

 ・ポイント2|相談してみる

 この仕事を受けるとどうなるか、こちらの立場を上司と一緒に考えてもらいます。今受けている仕事が終わらなくても、完成度が落ちても、引き受けるべき仕事なのか?などと優先順位について相談してみると、解決策が見つかる可能性が出てきます。

 ・ポイント3|譲歩案を提案してみる

 この例で言えば、「明後日なら引き受けられる」と提案しています。相手が受け入れられるような、代替案があれば、お互い納得の上で解決できます。

今日のまとめ

 気持ちで考えれば、対人関係で負けてしまいますが、ロジックとschemeで考えれば、自信がつきます。もっと客観的に相手の頭と自分の頭、そしてロードマップによるスケジュール。ベストよりベターな終着点を考えましょう!

明日もまたトレーニングしましょう。