カテゴリー: 育成プログラム

お久しぶりの投稿

こんにちは、探究家ハナです。7月からすいません投稿しなくて!

言い訳ですね!ただ逃げていただけです。

動画は毎週インスタとYouTubeで上げましたが、こちらは失敗中

もう一度習慣化できるように、今日から上げていきます

本日は!つまらない理由は?5つの定理です

あなたは、なぜ毎日つまらないのか?これを見ればわかります

それではどうぞ!

 

育成プログラム 付加価値をつけろ「ストーリーがすべて」DAY⑵

 こんにちは探求家ハナでございます。

今日が2日目、より付加価値を研究しましょう!

それではどうぞ

付加価値を決める「絶対価値」と「相対価値」

価値を上げると言っても、それには2つの軸があります。

⇒絶対的と相対的です。
<絶対的>
他の何物ともくらべようもない状態・存在であるさま。
<相対的>
他との関係において成り立つさま

 また、 他との比較の上に成り立つさま。
 例えば100万円というお金の価値は、年収が1億円の人からすれば大きなものではありませんが、年収が300万円ならばとても大きな価値になります。100万円という現金自体の価値は絶対価値ですが、人によって、あるいは状況や目的によって、相対価値の大きさは変わるということです。

絶対価値

「絶対価値」とは、人や状況によって左右されず、客観的に見て誰もが価値が高いと数値化されて分かる価値のことです。例えば以下のような状態であれば絶対価値が高まります。ハイスペック、高い技術、秘匿性のある効果的なノウハウ、最高品質、フル装備、とにかく誰がどう見てもハイレベルな価値に近づけるということが絶対的価値を高めるということです。

絶対価値 キーワード

・人や状況に左右されない

・差別化された

・希少(入手困難)

・高価格(高級品)

•手作り •量が多い

・早い

・個別対応

・少量生産

・多機能

・複数目的

相対価値

「相対価値」とは、人や状況によって何かと比較された際に価値の高さが変化する価値のこと。この場面ではこのお店を使う、こういうときならこういう商品を買う、といったように、人は状況によって価値の高さが変わるわけで、場面に応じて競合が減ったり増えたりするわけです。「この場面」において比較された際に価値が高いと感じることを相対価値と言います。

 相対価値というのは、競合と比較した際の価値ということだけではなく、誰が買うのか?いつ買うのか?何のために買うのか?どこで買うのか?といったケースによって、比較するものが変わるため、ありきたりなものでも価値が高い場合もあるわけです。

この絶対価値と相対価値のどちらを高めれば、価値が高くなるのか?ということです。

相対価値 キーワード

人や状況によって変化する

ありきたりな

過多(入手しやすい)

低価格

機械化

デジタル化

自動対応

大量生産

単機能

単一目的

価値を付加すると不要なコストが上がる

ここまでお話しすれば分かるように、多くは「機能的価値」の「絶対価値」を高めようとしていることが分かると思います。

「差別化」という戦略は、競争優位性、つまり他よりどう優れるか?という視点です。

「差別化」という考えが、より優れた機能的価値を目指す考えに至っているわけです。

これは到底、中小企業には無理な話なのです。

絶対価値を付加するほど、コストが上がります。

他社より優れた技術が必要です。

他社より優れたノウハウが必要です。

多額の資金、人材が必要です。

価値を付加してもコストを下げるスケールメリットが必要です。

ですから、付加価値を作るにあたって、機能的価値の絶対値を高めていくという発想はアウトなのです。

付加価値を高める本当の方法

つまり、中小企業が、多くのコストをかけず、業界随一の技術やノウハウがなくともできる、付加価値を高める方法はたった一つです。

「相対価値」を高めるということです。

ありきたりな商品であっても、

誰が?

・いつ?

・どこで?

・どんな目的で?

買うのか?ということ次第で、価値の大きさは変わって行きます。

市場セグメント

・そのエリアに競合がいない

・同じニーズを解決しているライバルがいない

・同じ業種がいない

・同じ業態がない

・同じ品目を扱っているところがない

・同じ営業時間帯にやっているところがない

・同じ客層をやっている競合がいない

・同じ価値観のライバルがいない

といった、ありきたりな商品であっても、特定のケースにおいて競合性の低いところに向けたことで相対的な付加価値が高まるということです。

顧客にとっての品質を高めよう

誰にとって、どんな目的で使うのか?といった顧客目線がなければ、本当に付加価値を高めるということはできないのです。顧客を見ずに、商品サービスの品質ばかり考えていては、作り手側にとっての品質は高まりますが(実質は需要を減らし、ただコストをあげているだけ)、利用者側にとっての本当の価値にはならないのです。

 高い技術、高性能、多機能、低価格化といったことができない中小企業・個人こそ、ありきたりな価値を相対的に価値を感じてくれる相手、場所、タイミング、目的を考慮して、顧客目線で商品サービスの機能的価値・情緒的価値・自己表現価値を設計していく必要があるわけです。

今日から、『ものづくり・サービス作り・おまけをつける付加価値ビジネス』はやめて、「価値づくり」に切り替えてください。

そのためには、まず顧客の話を聞くことからはじめましょう。

今からの商品は、すべて付加価値が値段を決めるのです!

100円商品を3000円で売れる企業が残るのです。勉強しましょう付加価値を!

そして自分自身に付加価値をつけて、スモールビジネスを始めよう!

育成プログラム 付加価値をつけろ「ストーリーがすべて」DAY⑴

こんばんわ探求家ハナでごさいます。

本日からの育成プランは「付加価値をつけろ」です。

シンプルな事ですが、お土産にさほど意味はありません。その買ってきた「思い出」「理由」「出来事」「ストーリー」が価値を生むのです。その行動思考と付加価値が収益・感動を生むのです。

 その仕組みを今回は勉強します。それではどうぞ!

付加価値の定義

ビジネスには「付加価値をつける」という考え方があります。

要するに、価値を上乗せして、高い価格でも売れるようにしよう、顧客に選ばれるようにしよう、という考え方です。しかし、これってお客さんのことを考えずに、自分本位に価値を上乗せしてコストをあげている行為に過ぎない場合がとっても多いです。

もの(サービス)づくり」「価値づくり」は全くの別物です。

自分本位な価値を上乗せするのではなく、顧客にとって本当に『価値ある状態』にする必要があります。

付加価値の意味とは

付加価値とは「素材を生産によって加工することで新たに加えられた価値」のことで、商品サービスを作るに当たって必要な原材料費・人件費・減価償却費などの経費に、利益を上乗せし、価格がつけられるのは、この付加価値があるから原価以上の値段となるわけです。その付加価値の要素には以下の3種類があります。

機能的価値     ⇒スマートフォンや、電気機器など

情緒的価値     ⇒ストーリー、プロセス、ヒストリー

『自己表現的価値』   ⇒人の価値観や存在意義 インスタなどのSNS

機能的価値

商品・サービスを購入するのは、その商品が持つ機能によって顧客の課題が解決するからなわけです。その「問題を解決するための機能そのもの」が機能的価値です。

機能的価値「〇〇な結果が得られる」

 例えば、技術・性能・効果・ノウハウ・情報・サポート・量・利便性・早い・軽い・使いやすい・といった機能に関する価値が機能的価値です。美容院なら髪を綺麗に切る技術が機能ですし、冷蔵庫なら食品が冷える、大容量である、音が静かであるといったことが機能的価値です。

情緒的価値

商品・サービス・お店の利用によって、どんな感情が生まれるのか?というのが情緒的価値です。

情緒的価値「〇〇な気分になれる」

 例えば、共通点・イメージ・装飾・デザイン性・物語性・安心感・親近感・高級感・充実感・かっこいい・可愛い・面白い・好き・といった感情に関する価値が情緒的価値です。お店が落ち着くとか、楽しいとか、この製品を使うとおしゃれな気分を味わえるとか、ワクワクするとか、安全だとか、特別感や優越感を味わえるとか、そうした感覚的な価値を情緒的価値と言います。最近のブランドに重要視される価値の1つです。

自己表現的価値

商品サービスを使うことによって、その体験がユーザーの自己表現、自己実現になるという価値です。つまり、「自分らしさ」の表現の助けになるという価値です。

自己表現価値「〇〇な自分になれる」

 例えば、「この人みたいになりたい」「この人みたいなライフスタイルを手に入れたい」といった自己実現に関する価値が自己表現的価値です。コンピューターで言えばApple製品を使っていればクリエイティブな自分になれますし、憧れの女優が着ているブランドの靴を履けばその人に近づきますし、美しい女性起業家が主催するコミュニティに入ればキラキラできるかもしれません。

ブランドとは

例えば、iPhoneは、通話・インターネットといった基本機能を持ちながらも、スマートで使いやすい操作性といった機能的価値を持っていて、さらに、デザイン性があり、「かっこいい」といった感情や、多くの人が使っている大きな会社の製品という安心感があり、iPhoneを使っていれば、最先端のライフスタイルを送っているクリエイティブな人物という自己表現的価値もあります。

付加価値をつける」と言う間違い

例えばこのように多くは機能的な価値を上乗せをして、「〜だから、当店の商品はこの価格なのです」という価格の妥当性をアピールしているわけですが、これって本当にお客さんが求めている価値なんでしょうか?ということです。

機能的価値を上乗せするには、それだけコストがかかりますよね。

その分、価格は上げざるを得ません。価格が安いままならば、利益面による会社の経営や従業員などに無理がかかることでしょう。

今日はここまで、付加価値といっても3つの種類があるんで、意味を履き違わないでください。その価値を伝えるのではなく、インフルエンサーとしての価値をつけることや、その人の思いという価値をつけるからこそ、人は触れたくなり、対価を払うのです。

明日は、付加価値をもうすこし、掘り下げ、私たちの価値をどう上げていくか勉強したいと思います。

それではまた明日!探求家ハナでした。

育成プログラム 「組織の観方・考え方」エンゲージメントDAY⑶

こんにちは探求家ハナでございます。

本日最終日は、エンゲージメントの現状を調べるには?アンケートという話です。やはり、可視化して、さらに定性目標の定量化という基準で作るものです。

それではどうぞ!

~エンゲージメントサーベイとは~
その活用方法

 従業員のエンゲージメントを高めるには、現状を可視化し、注力すべき課題を具体的にすることが重要です。その手段の一つである社内調査「エンゲージメントサーベイ」について、概要と活用方法について見ていきます。

エンゲージメントサーベイとは

 エンゲージメントサーベイとは、従業員と企業間のエンゲージメントの状態を数値化し、現状を把握する社内調査です。アンケート形式で、質問に答えてもらいます。従業員の不満解消を目的とする従業員満足度調査とは、質問内容が異なる点に注意が必要です。

【エンゲージメントサーベイの質問項目例】

■仕事上で、自分に何が期待されているかを理解している

■自分の仕事を正確に遂行するために必要な設備や資源を持っている

■仕事をする上で、もっとも得意とすることを行う機会を毎日持っている

■最近1週間で、良い仕事をしていると認められたり、褒められたりした

■上司または職場の誰かが自分を一人の人間として気遣ってくれる

■仕事上で、個人の成長を応援してくれる人がいる

■仕事上で、自分の意見が頼りにされていると感じる

エンゲージメントを阻害する要因は、企業によって異なります。ビジョンの共有がネックになっているケースもあれば、上司のマネジメントのやり方が原因で部下が成長を実感できていないケースもあります。このように、目に見えにくい課題を明らかにするのがエンゲージメントサーベイです。

 サーベイを実施する頻度は、一般的には年に1回のペースが多くなっています。ただし、『日本の人事部 人事白書2019』を見ると、「業績が市況より良い」とする企業の28.6%が「半年に一回」のペースで実施しています。「市況と同等」「市況よりも悪い」と回答する企業と比較して、1.5倍以上高いという結果です。

 より良い組織を作るには、現状把握と改善のスピードを上げる対応力が求められていると見ることもできます。組織の状態は常に変化していることを前提に、職場内のギャップやズレに迅速に気づき、対策をとることが重要といえます。

エンゲージメントサーベイの活用例

 エンゲージメントサーベイで得た調査結果は、以下のように活用できます。

●フィードバックに生かす
個人、部門、管理職ごとにフィードバックし、意識づけや改善策の実施に役立てることができます。

●人事施策に活用する
人事施策や評価制度の見直しや改善、組織開発に役立ちます。

●従業員フォローに活用する
数値が低下している従業員のフォローに生かすことができます。 このように、制度改定の参考にしたり、各階層に必要なアクションに落とし込んだりすることができます。

まとめ

「対等な関係性」がエンゲージメントを高めていく

従来、日本の企業は、終身雇用制度により従業員との結びつきを維持してきました。しかし、働き方が多様化し、人材の流動化が進む現在では、良い労働条件を提示するだけでは従業員のエンゲージメントを高めることは難しくなっています。

 実際、エンゲージメントを高める上での課題として多く聞かれるのは、「経営層がエンゲージメントの重要性について理解していない」「マネジメント層の力不足により従業員のコミットメントが薄い」といった声です。まずは、経営層がエンゲージメントについての理解を深め、メッセージをしっかり届けていくことが出発点です。

 エンゲージメントの本質は、双方向の関与による互いの成長にあります。企業側からの一方向的な接し方ではなく、従業員それぞれの「個を理解する」ことが成功の鍵を握っています。

どうでしたか?難しいと認識ですか?シンプルな言い方なら、見方を変えて、聞きましょうという事です。

皆さんならできますよ!それではまた!探求家ハナでした

育成プログラム 「組織の観方・考え方」エンゲージメントDAY⑵

こんにちは探求家ハナでございます。

今日はエンゲージメント2日目 水平思考でみて、役割分担が明確であれば、どんな課題もクリアできるよ!それではどうぞ!

エンゲージメントがもたらすメリット

 エンゲージメントを高めることで、具体的にどのような効果を得られるのでしょうか。『日本の人事部 人事白書2019』によると、「エンゲージメントが高まったことで得られた効果」でもっとも多いのは「組織の活性化」で、エンゲージメントが「高い」「どちらかというと高い」と回答した企業の55%以上が回答しています。次に、「従業員モチベーションの向上(43.8%)」「業績の向上(39.8%)」「離職率の低下(定着率の向上・37.5%)」と続きます。

エンゲージメントがもたらすメリット

組織の活性化

 エンゲージメントの高い組織では、従業員の仕事に対する自発的な関与や熱意が見られます。職場の問題を自ら解決したり、積極的に意見を出したり、事業と自身の成長に向かって活発に動きがある組織風土を生み出します

従業員のモチベーション向上

 エンゲージメントは、従業員自身が何を期待されているかを認識し、かつ成長機会に接するなかで、組織に貢献できている実感がある状態で生まれます。エンゲージメントが高まると、従業員は自分の仕事と業績、顧客満足度のつながりを感じ、モチベーションが向上します。

生産性の向上

 エンゲージメントが高い状態とは、企業の方向性やビジョンに共感していることを示します。職務においてやるべきことを自発的に模索し、行動に移す意欲が十分にある状態といえます。組織への愛着も強まるため、事業課題に対して積極的に取り組む姿勢が生まれます。こうした一つひとつの行動が、生産性の向上をもたらします。

従業員の定着率の向上

 エンゲージメントは、ビジョンへの共感や職場環境へのコミットメント、やりがいのある仕事など、さまざまな要素から醸成されます。エンゲージメントが高い従業員は、労働条件だけのつながりではなく、そこで働くことの価値を見出しています。従って、人材流出を防ぎ、定着率の向上が期待できます。

職場のエンゲージメントを高めるためのポイント

 エンゲージメントを高めるには、給与アップや労働環境の改善だけではなく、従業員が企業のビジョンを理解したり、企業が従業員の成長を支援したりすることによって、双方が理想とする成長の方向をすり合わせる必要があります。「エンゲージメントが高い職場とは、どのような状態か」を整理した上で、エンゲージメントを高めるポイントを四つ紹介します。

エンゲージメントが高い職場とは

「エンゲージメントが高い」状態を、企業はどのようにとらえているのでしょうか。『日本の人事部 人事白書2019』のアンケートによると、以下のようになっています。

【エンゲージメントが高い状態とは】

■ 「仕事そのものへの情熱・熱意」62.9%

■「会社全般への満足感」61%

■「会社への愛着」60.5%

■「職務への満足感」58.4%

■「仕事の成果が会社に大きく貢献している状態」42.1%

エンゲージメントが高い職場

この結果から見えるのは、エンゲージメントが高い職場では、

環境や労働条件に満足しているだけでなく、従業員が仕事に意欲を持ってやりがいを感じていること」です。

 例えば、「従業員が企業の成長に向けて意欲的に働いている」「サービスや商品を向上させよう、良いものを提供しようという心構えがある」「働きやすい職場を作ろうという能動的なかかわりがある」といった職場が、エンゲージメントが高いと考えられます。

エンゲージメントの三つの観点

 法政大学大学院 政策創造研究科の教授・研究科長の石山恒貴氏は、エンゲージメントには次の三つの観点があると解説しています。

■ワーク・エンゲージメント:仕事に対する熱意がありモチベーションが高い状態

■組織コミットメント:企業への満足度が高く愛着を持っている状態

■職務への満足感:仕事内容そのものに満足している状態

ただし、どういった状態を「エンゲージメントが高い」と評価するかは、企業によって異なります。エンゲージメントの高い組織づくりに取り組む際は「どの状態を目標とするか」を具体的にし、最適な施策を検討することが重要です。

エンゲージメントを高めるためのポイント

エンゲージメントを高めるには、個人の仕事の志向性に沿った環境や機会の提供を行う必要があります。多様性や価値観を共有・評価し、自分たちが何をしたいのか、どうなりたいのかを対話することが、エンゲージメントの高い組織を実現する上で非常に重要です。具体的には、以下の観点が必要になります。

■ビジョンへの共感

■やりがいの創出

■働きやすい職場づくり

■成長支援

ビジョンへの共感

 ビジョンへの共感は、エンゲージメントを高める上で欠かせない要素です。ビジョンとは、企業が進むべき方向性を示すものです。ビジョンへの共感を得られていなければ、従業員が勝手な方向に進んだり、何のために仕事をするのか不明瞭になったり、目的意識が薄くなってしまいます。

 ビジョンへの共感をうながすには、定期的に従業員に対して情報を発信し続ける取り組みが必要です。例えば、株式会社サイバーエージェントでは「ヒストリエ」と呼ばれる社史の作成を通じて従業員とビジョンの共有を進め、企業文化を醸成しています。ヒストリエには、子会社の情報や各種プロジェクトの成功例・失敗例などが掲載されており、従業員はサイバーエージェントグループがどのような方向を目指しているのか、リアルタイムで感じ取ることができます。

やりがいの創出

エンゲージメントを高めるには、仕事のやりがいを創出する仕組み作りも重要なポイントになります。社内イベントや表彰式を実施したり、報酬アップを図ったりすることは、直接的で短期的なやりがいを従業員に感じさせます。

 しかしながら、イベントや報酬の改善だけでは、一時的な効果で終わる可能性もあります。長期的な視点で従業員にやりがいを感じてもらうには、それぞれの得意領域や意向を見極め、それぞれの「持ち味」を職場で活用する取り組みが重要です。

 例えば、能力や経験値に応じた「適材適所」の推進や、挑戦する機会を与える社内フリーエージェント制などが挙げられます。このほか、企業への貢献を適切に評価する人事制度の導入、権限委譲による若手のやりがいの創出といった施策も有効な方法です。

働きやすい環境づくり

組織へのコミットメントに大きく影響するのが、働きやすい環境です。仕事への意欲を継続するには、心身ともに健やかな状態を保つ必要があります。心の面では、社内のコミュニケーションが活発化するほど、組織への愛着心が生まれやすくなります。体の側面に取り組むための「健康経営」「ワーク・ライフ・バランスの向上」は、エンゲージメントにおいても重要です

成長支援

 職務への満足度を高め、「ワーク・エンゲージメント(仕事に対する熱意)」を生み出すには、それぞれの従業員が成長を実感できる仕組み作りに取り組む必要があります。スキルアップやキャリア形成に役立つ研修を実施するなど、それぞれの成長を支援します。

 また、エンゲージメントの高い組織作りでは、上司のコミュニケーション力も重要です。マネジメント力やリーダーシップの強化は、組織のコミュニケーションを円滑にし、エンゲージメントの高い組織作りに役立ちます。

今日はここまで、明日は、どのようにして、エンゲージメント高めるためのスタッフの聞き取りアンケートを説明します。

後半に上げた四つの高めるポイント、絶対に実行しましょう!成長できませんよ!あきらめたその時、停滞、後退が始まります。よく理解して行動に移しましょう。

 それではまた明日! 探求家ハナでした。

育成プログラム 「組織の観方・考え方」エンゲージメントDAY⑴

こんにちは探求家ハナでございます。

本日からエンゲージメントという組織での見方・考え方を勉強してきます。

エンゲージメントという言葉自体あまり、聞きなれらい言葉ですが、エンゲージリングのエンゲージと同じ意味です。つながる、婚約・交戦という意味まであります。

 組織では、会社と個人の繋がりを意味して、愛着や思い入れという解釈になります。そしてこのエンゲージメント率が高い会社こそ、今の勝ち抜く重要なテーマになっています。それではどうぞ!

エンゲージメントの必要性

 「エンゲージメント」とは、従業員の会社に対する「愛着心」や「思い入れ」をあらわすものと解釈されますが、より踏み込んだ考え方としては、「個人と組織が一体となり、双方の成長に貢献しあう関係」のことをいいます。近年、若年層の職業観の変化や終身雇用制度の崩壊、少子化に伴う人手不足が進み、企業は長期的観点から人事制度や人材育成を考える必要性に迫られています。ここでは「エンゲージメントされている組織とは何か」を明確にした上で、従業員と組織のエンゲージメントを高めるために必要なポイントを整理します。

エンゲージメントとは

 「エンゲージメント(engagement)」は、「婚約、誓約、約束、契約」を意味する言葉です。ここから派生して、人事領域におけるエンゲージメントでは「個人と組織の成長の方向性が連動していて、互いに貢献し合える関係」という意味合いで使われています。根底には「個人の成長や働きがいを高めることは、組織価値を高める」「組織の成長が個人の成長や働きがいを高める」という考え方があります。このように、企業と従業員の結びつきが強い状態を指して「エンゲージメントが高い」と表現されます。エンゲージメントが高い組織には、従業員一人ひとりが企業や組織を信頼し、自身と事業の成長に向けて意欲的に取り組むという特長があります。つまり、組織力が強まり、ひいては業績の向上が期待できるわけです。

エンゲージメントとロイヤルティ、従業員満足度の違い

エンゲージメントと似た言葉に、「ロイヤルティ(Loyalty)」と「従業員満足度」があります。

ロイヤルティ(Loyalty)

忠誠心という意味。従業員の企業に対する忠実度を指す

従業員満足度

従業員が待遇や環境、報酬に対してどれだけ満足しているかを示す

エンゲージメントとロイヤルティ・従業員満足度の違い

エンゲージメントとの違いは、結びつきの方向性です。ロイヤルティは、従業員が企業や組織に対して忠誠心を持って行動するという上下の関係性にあります。従業員満足度は、処遇や環境に対する評価であり、企業側の取り組みに応じて満足度が変わります。

 これらに対して、エンゲージメントは、企業と従業員が双方向の関与によって結びつきを強めていく点が大きく異なっています。 ■

エンゲージメントが注目される背景1-1

人材の流動化

 近年、エンゲージメントが人事領域で注目される背景には、日本の人事制度の変化があります。終身雇用や年功序列といった従来の人事制度から成果主義型の報酬制度へと移行する企業が増えるにしたがって、労働者側によりよい待遇や環境を求める動きが活発化し、人材の流動化が進みました。

 さらには副業解禁や情報技術の発展によるリモートワークの進化など、働き方が多様化。特にキャリアアップ志向が強い優秀人材や、理想の働き方や生き方を求める人材は、自身にとって最適な職場を求めて転職するようになりました。

その結果、多くの企業が将来を担う経営層候補の人材流出に直面しています。若年層の早期離職率が上昇するなど人材不足も深刻化しており、人材の確保と育成を経営の最重要課題として挙げる企業が増えています。

こうした背景から、組織が個人の成長を後押しし、長期的な業績向上を目指す人事施策の重要性が認識されるようになりました。そのキーワードとなるのがエンゲージメントです。

エンゲージメントが注目される背景1-2

「エンゲージメント」が高い組織は、生産性が高いことが判明

「エンゲージメント」が広く知られるようになったのは、エンゲージメントに関する調査が進んだことも背景にあります。人材コンサルティングを行う株式会社リンクアンドモチベーションと慶應義塾大学の共同研究によると、エンゲージメントが高い組織は営業利益率および労働生産性にプラスの影響をもたらすことがわかりました。

『日本の人事部 人事白書2019』においても、エンゲージメントが重要だと考える企業は合わせて9割にのぼり、業績が良い企業ほどエンゲージメントを重要視する傾向が見られます。つまり、エンゲージメントの高い組織を実現できれば、人材は組織に定着し、企業の業績や生産性の向上が期待できます。個人と企業、双方の成長に貢献するエンゲージメントは、人手不足・人材流出が課題となる現状において、重要な経営戦略の一つになっています

今日はここまで、エンゲージメントという簡単な意味と今時代が必要とされるベースがエンゲージメントなのです。

 組織での見方・考え方・捉え方すべてを理解して伝えよう!そうしなければ、未来は作れない!

 明日は、エンゲージメントのメリットを説明します。

それではまた明日!

育成プログラム「感情を受け入れる」アンガーマネジメントDAY⑵

こんにちは探求家ハナでございます。

2回目のアンガーマネジメントです。可視化して考えることや客観的にみるという誰でも出来ることなので、出来ていますか?

 今日もよろしくお願いします。

怒りのタイプ

 先ほど怒りの種類について紹介しましたが、怒りのタイプも複数あります。つまり、どんなことやどんなときに怒りを感じるタイプなのかということです。

ここで、6つの怒りのタイプを見ていきましょう。これは、日本アンガーマネジメント協会が公表する「アンガーマネジメント診断」の診断結果の項目でもあります。

参考:>無料アンガーマネジメント診断|日本アンガーマネジメント協会

怒りのタイプ-「公明正大」

正義感が強く、ルールや道徳に外れたことを見聞きすると怒りを感じやすい傾向がある人です。権利の有無に関わらず、人をジャッジしようとしたり、曲がったことが許せなかったり、常に正そうとしたりして、介入しすぎるところがあります。

怒りのタイプ-「博学多才」

 向上心があるのですが、完璧主義な点があり物事を白黒で片づけたいタイプです。そのため自分にも周りにも厳しくなってしまう傾向があります。優柔不断な人、適当に考えたり行動したりする人がいるとイライラしてストレスを溜めやすいようです。

怒りのタイプ-「威風堂々」

 自尊心がとても高い人で、いつも周りからどう見られているかを気にする人です。ネガティブな評価や扱いを受けると、ストレスや怒りを感じやすい傾向があります。思い通りにならないことがあるとイライラや不満を抱えやすいというのも特徴です。

怒りのタイプ-「天真爛漫」

 自分の考えや感情を、素直にストレートに表現することができる人です。しかし、周りに意思表示がはっきりできない人、思う通りに行動できない人がいるとイライラする傾向があります。自立心が強く、自由に動きたいタイプなので、行動を制限されるとストレスを感じやすいでしょう。

怒りのタイプ-「外柔内剛」

 外見の柔らかさとは裏腹に、中身はとても頑丈です。周りからの誤解を受けやすいタイプといえるでしょう。自分の意見や意志を重んじるため、合わない意見や価値観には目を向けない傾向があります。内側に我慢やストレスを溜めやすいという特徴をもっていて、度が過ぎると体調を崩すこともあるようです。

怒りのタイプ-「用心堅固」

 とても慎重派で、周りに対する警戒心の強い人です。そのため自分の領域に入り込まれると、ストレスや怒りを感じやすい傾向があります。人間関係自体にストレスを感じやすく、自分についても周りの人のことについても固定観念をもちやすいのが特徴です。

アンガーマネジメントの具体的な手法

•意識する6秒間コントロール(マインドセット)

•イライラ・怒りの温度(点数)をはかる(客観性を持つ)

•落ち着く言葉(コーピングマントラ)を唱えよう(マインドセット)

意識する6秒間コントロール(マインドセット)

 怒りがコントロールしにくいのは、分泌されるアドレナリンによるものとされています。このアドレナリンは6秒間で体内を巡るのだそうです。この6秒間さえ乗り切ることができれば、怒りは制御しやすくなるということです。怒りやイライラを感じた際に、「6つ数えること」を習慣にしてみましょう。

 単純なカウントでは効かないという人は、より意識を向けさせるカウントバックもおすすめです。1、2、3、ではなく、100からスタートして13ずつ、もしくは17ずつ引き算していくのもおすすめです。

イライラ・怒りの温度(点数)をはかる(客観性を持つ)

 怒りを感じたときに、その怒りに評価点数をつけるのも効果があるようです。0を平穏な心理として、10を人生最大の怒りと設定します。

 今までの怒りの経験と相対評価しながら、今の怒りは先週の怒りに比べると弱いから5点、今日の怒りはあの時より強烈だったから8点、などと評価点を付けていきます。そうすることで、次第に「これは怒る必要のないことだな」と気付けるようになっていくそうです。客観性を高めることにも有効のようです。

落ち着く言葉(コーピングマントラ)を唱えよう(マインドセット)

 カッとなったとき、その言葉を心のなかで唱えることで、気分を落ち着かせ、客観的になるという方法があります。

たとえば「たいしたことはない」「すぐに終わる」「大丈夫」などの言葉を唱えます。

これは「コーピングマントラ(Coping Mantra)」という方法で、コーピングは「困難なことにうまく対処する、処理する」、マントラは「呪文、繰り返し言う言葉」という意味です。

 怒りの対象が身近な相手の場合、この人がこのような言動をとるのは「いつものこと。想定範囲内。

 怒りの対象が人の場合、この相手のために腹を立てるのは「時間の無駄」。

 調子の悪いPC、ネット回線、なかなか変わらない信号機、来ないエレベーターなどに「怒っても仕方がない。解決策を考えよう」などです。

 まとめ

怒りを客観的にみてどうですか?もしこれが出来れば犯罪は減るでしょう!

ひとは自分の事が一番好きなように、大義名分を作り、人を傷つけます。

怒りをコントロールすることは、正直難しいのです。

だからこそ怒りが発生するその時に、このschemeが頭にあれば、みんながきっと幸せになるスキルです。ぜひとも一度怒りを見直して、力に変えましょう

今回は、指導者用PVと参加者版PV二つ紹介します。一度勉強して、みんなにアウトプットしてください。

探求家ハナでした!また明日!

育成プログラム「感情を受け入れる」アンガーマネジメントDAY⑴

こんにちは探求家ハナでございます。

今日から新シリーズ「アンガーマネジメント」を勉強していきます。

こちらは、私が講習に参加して学んだ事をまとめて見やすくしました。

今の時代もしかしたら、もっとも重要なSTEPかもしてません。

分からないことがあれば、Instagramでもいいので、どんどん質問してください

それでは始めます!

アンガーマネジメントとは?

アンガーマネジメントとは、イライラや怒りといった感情をコントロールすることです。イライラしたり、カッとなったりして出る衝動的な言動や行動を抑制し、適切な問題解決やコミュニケーションにつなげるための手法です。アメリカでは1970年代から、心理教育として浸透してきており、日本でも教育、ビジネスの分野で広がっています。

「キレる」という言葉が使われます。

 ストレス社会の現代、老若男女問わず、キレやすい人が増加しているといわれています。これは、自分の感情をコントロールできていない証拠です。そのようなときは、ものごとを客観的に見ることができていないものです。

周りの人やモノのせいにしたり、八つ当たりをして相手や自分自身にストレスを生じさせてしまうことがあります。ものを壊す、相手の心身を傷つける、という大きな問題に発展することも少なくありません。

人が怒る仕組み

 ここで、私たち人間の「怒る」という感情の仕組みについて確認していきます。喜怒哀楽というように、怒ることがあっても、それは人としてごく普通の感情です。しかし、この怒りの感情には、興味深い仕組みが隠れています。アンガーマネジメントでは、感情を第1次感情と第2次感情にわけて考えます。

第1次感情

 第1次感情とは、不安、恐怖、辛い、疲れた、悲しい、淋しい、ストレスがあることなどを指します。どれもネガティブな側面からの感情です。しかし、これらを含め、さまざまな感情を抱くことは、いたって普通のことです。

 むしろ、これらの感情を感知できないことのほうが問題かもしれません。どのような感情であったとしても、それぞれ良いも悪いもないのです。

第2次感情

 第1次感情が蓄積され続けると、たとえば、コップから水が溢れてしまうように、許容範囲を超えてしまいます。この時に現れるのが、怒りなのです。つまり、怒りは第2次感情なのです。

 怒りは、何かの理由(第1次感情)がなければ発生しにくいものでもあります。何より、最初に理解しておきたいのは、この怒りの感情をもつことも決して悪いことではないということです。

怒りの感情の種類

 決して悪い感情ではない怒り。怒るべき時に抑えることは、人として不健康ともいえることなのです。しかし、注意しておきたい怒りというのもあります。以下の4つにあてはまる怒りは、うまく感情表現ができないことが要因のひとつです。アンガーマネジメントで対処するのも一策かもしれません。

持続性のある怒り

過去の怒りを引きずってしまったり、何度も思い出したりする怒りです。すでに終わったことなのに、自分を何度も苦しめる怒りといえます。

強度が高い怒り

怒りがあからさまになったり、表現が激しくなってしまう怒りです。怒り出すと歯止めが効かないような怒りもこの種類になります。

頻度が高い怒り

日頃のちょっとしたことに過敏に反応して頻繁に出る怒りです。頻度が高いほど、イライラなどの不快感を抱える時間が多いということになります。

攻撃性がある怒り

相手やモノに怒りが向かい、投げたり蹴飛ばしたりする傾向がある怒りです。良好な人間関係が築きにくくなります。

アンガーマネジメントの必要性

本当に大切なことは、第1次感情に気付くということかもしれません。これらを認識しないままだと、怒りとして湧き上がってしまいます。アンガーマネジメントは、ある意味、本当の自分の感情に気付くことに役立ちます。怒りの感情を爆発させたことで、大問題に発展したり、人間関係が破綻してしまったりするケースも少なくありません。その後、本人は後悔の念に苛まれ、周りはネガティブな印象をもち続けることになるでしょう。

 怒りという感情は、人によって表現の仕方もその度合いも異なっています。同じことが起きても、ある人は興奮して大声で反応し、ある人は何とも思わないということもあります。この違いにはさまざまな要因が考えられます。

日頃の感情の習慣

日頃の反応の習慣

日頃の心理習慣(思い込みなど)

その日の体調や心理

その時のストレスの度合い

 怒りからの衝動は、ほんの数秒間という一時的なものともいわれています。その数秒間だけでもコントロールする術を学べば、後悔したり、最悪の事態を招いたりすることは避けられるのです。そのコントロールの方法がアンガーマネジメントなのです。

 ビジネス環境では、イライラした緊張感があるとパフォーマンスを高めることができません。また、穏やかで冷静なコミュニケーションができない上司や部下のいる職場では、連携できない、育成にならない、成果も出せないと、ないないづくしになってしまいます。そのような状況が増えてきていることから、ビジネスシーンでもアンガーマネジメントが必要とされているのです。

怒ることのデメリット・アンガーマネジメントのメリット

怒ることのデメリット

怒ることには、デメリットとなる点が多く隠れています。

•怒りを感じるときの体内の生理的反応が健康に悪影響を及ぼす

•本人や周りの心的ストレスが蓄積される

•職場環境や人間関係が悪化する

•コミュニケーションがスムーズにいかず、生産性が低下する

•モノを壊すという物的損失

アンガーマネジメントのメリット

アンガーマネジメントを身に付けることによるメリットは、多く挙げられます。 •怒りを感じる頻度が低くなり、それによるストレスがなくなる

•感情を素直に表に出せるようになる

•言葉での意思伝達がスムーズになる

•モチベーションが向上する

•違いの存在に寛容になり、自分の柔軟性や視野が広がる

•教育や指導でも役に立てられる •仕事の生産性が上がる

今日はここまで!

明日は、怒りのタイプとトレーニング方法をやります。

感情を客観的にとらえることで、自分ではなく、別のものという認識になり、意識が変わるのです。その簡単な思考が「アンガーマネジメント」なのです。

一度習得すれば、かなり自分自身が楽になり、ミスも減り、よい人間関係が構築できます。

ですのできっちり

インプットして、アウトプット、

アクションがあるからリアクション

がある。この方程式をきっちり行い、物にしてください!

それではまた明日!

仲間が増えてうれしいハナでした!

育成プログラム「傾聴力」DAY⑴

今日は、前回の聴く力シリーズの「傾聴力」を紹介します。

ちょっと順番を間違えてしまいましたが、これがかなり重要なコンテンツです。

それではどうぞ!

傾聴とは

傾聴とは、相手の気持ちに寄り添い共感しながら、深く理解して、丁寧に耳を傾けることです。

 カウンセリングの際に使われている技法でもあり、目的としては、「相手を理解すること」「よい関係を築くこと」にあります。

 コミュニケーションを取る際は、この「傾聴」と「発話」の2つの視点から考えると理解しやすいでしょう。発話とは文字通り、言葉を発することです。傾聴と発話を交互に繰り返すことでコミュニーケーションは成り立ちます。

傾聴とはスキル(技術)

 傾聴はコミュニケーション能力の要素の1つとして、重要な役割を担っています。コミュニケーションは大きく分けると、「伝える」「受け取る」の2種類に分けることが可能。傾聴力はこの「受けとる」部分に大きく関わります。コミュニケーションはただ話を聞くだけではありません。言葉を理解するのはもちろん、表情や仕草からも相手の本音を汲み取る必要があります

傾聴のメリット

  • 一歩踏み込んだ深いレベルで相手を理解できる
  • 良好な関係の構築に役立つ
  • 会話を通して自分に対する理解も深まる

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„基本はやわらかい表情

真剣に話を聞くあまり険しい顔になってしまう人もいますが、その表情を見た相手が緊張してしまう可能性もあります。話しやすい雰囲気を作るためにも、顔の表情には気をつけましょう。

„沈黙を恐がらない

沈黙は相手が自分の考えを頭の中でまとめている作業をしている最中なので、妨げないようにしましょう。

„ミラーリングで安心感を与える

鏡のように相手と同じ動作を行う「ミラーリング」をすることで、お互いの親密感を高めることができます。

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„バックトラッキング(オウム返し)で共感を示す

相手の発言と同じ発言をそのまま返すことで、相手の話に興味があるという姿勢を示すことができます。これはバックトラッキングと呼ばれる、いわゆるオウム返しです。

„話をまとめて言い換える

相手の話の内容を聞いて要点をまとめて言い換える作業は、傾聴するうえでの大切なポイントです

„相手の気持ちになって考える

人は、つい自分の立場で考えてしまいがちです。そこから一歩踏見込み、相手の立場に置かれたらどうなるかを基準に考えると、深い部分まで掘り下げて理解できるでしょう。

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„自己開示で話を広げる

 自己開示とは、自分の考え・経験・感情を、包み隠さずありのままに伝える行為です。自己開示をして話を広げていくにつれて、相手は「隠し事をせずなんでもオープンに話してくれる」と感じます。それによって相手から信頼されるようになり、相手自身も心がオープンになるのです。

„答えやすい質問で話を掘り下げる

答えやすい質問をして話を掘り下げることができれば、より相手の考えていることを引き出すことができます。

5W1Hに沿って質問を考えてみよう

・When(いつ)・Where(どこで)・Who(誰が)・What(何を)・Why(なぜ)・How(どのように)

傾聴において信頼関係を壊すNGな振る舞い

„アドバイスや説得を試みる

 自分としては善意であっても、上から目線でアドバイスや説得をされれば嫌がられる可能性は高いです。傾聴するコツとしては、相手の言葉に耳を傾けることが大切。求められていないアドバイスや説得は信頼を失ってしまいかねないので気を付けましょう。

„自分の話が長すぎる

 会話の中で、オウム返しや自己開示をするのは必要ですが、あくまでも相手の話を聞くのが傾聴。話している最中に自分のことを喋りたくなる気持ちもわかりますが、相手から信頼されるためにも自分の話を長々とするのはやめましょう。

„否定や反論の言葉を口にする

傾聴は相手の話を聞くことに集中するものであって、議論の場ではありません。相手が望んでいない否定や反論をしてしまっては、心を閉ざしてしまいます。「間違っていることを話している」と感じても、否定せず話を聞くことに集中しましょう。

„話を聞いていない

 相手の話に興味がないからといって上の空では、相手との信頼関係を築けるはずがありません。別のことが気になって集中できない場合も同様です。まずは相手の話をしっかりと聞くことからはじめましょう。

„会話の間や沈黙に我慢できない

会話では間や沈黙もコミュニケーションの一環です。相手が次の言葉を考えている時間もじっくりと待つことが大切。

まとめ

„傾聴力を高めればシチュエーションに合ったコミュニケーションが取れる

 傾聴力を高めることで、さまざまなシチュエーションに合ったコミニュケーションが取れるようになります。ビジネスにおいてはクライアントと信頼関係を構築でき、営業力や交渉力の向上にもつながるのです。高い傾聴力を習得するにはテクニックが必要ですが、それよりも大切なのは相手への好奇心を絶やさないことと自分自身をリラックスさせるといったポイント。相手が話しやすい環境を作り、信頼関係を構築するためには、自分の心持ちがとても重要になってくるのです。

 いかがでしょうか?シンプルな事ばかりで、やっていることが多いですか?それとも自分の事が好きすぎて、失敗していますか?

 傾聴力が無ければ、人は何も本音を話しません。話すよりまずは聞くという手順を守り、実施しましょう。またパートナーがいる場合は、何度も検証しましょう!

 それではまた明日!週末も動画作成に燃えている ハナでした!

育成プログラム「聞く力は総合力」DAY⑷

今日は四日目 ロジカルシンキングは理屈ゲームなので、聞きづらい人には、耳の痛い事ですね。ですがロジカルシンキングも後天性なのでトレーニングすればどんな方でも使えます。使えれば、商談や女性を口説くにも転用できますよ(笑)

Training-1

ロジカルシンキングを日常的に実践する

ロジカルシンキングは、実践で身につけることができます。普段何気なく行っている業務も、ロジカルシンキングの手法を意識的に取り入れてみることで効率がアップしたり、新しい発見があったりするかもしれません。

 トップダウンアプローチ(ボトムアップアプローチ)で論理展開(仮説構築)を行ったり、ロジックツリーで複雑な問題を漏れなくダブりなく考えたりすることは、良いトレーニングになります。無意識に行っていたことを意識的にロジカルに考えようとすると、初めはかえって時間がかかることもありますが、慣れてくると論理的な思考スピードが速くなってくることでしょう

Training-2

ゼロベース思考を習慣化する

ゼロベース思考の習慣化には、「これまでの自分の思考プロセスを確認し、思い込みや先入観を明らかにする」「ブレインストーミングで、できる限り多くのアイデアを出す」ことが有効です。

いずれのトレーニングについてもグループワークを取り入れ、チームのメンバーからフィードバックをもらうようにすると効果が上がるでしょう。

Training-3

意識して結論から話す

結論から話し始め、その後に根拠や具体例、説明などを入れるようにするトレーニング方法も有効です。結論を頂点に置きその下で論理展開を広げることで、ピラミッド構造のトップダウンアプローチのトレーニングになります。

結論にたどり着くまでに時間がかかると、聞いている側も集中が途切れやすくなるため、結論から話すことで議論の生産性も上がるでしょう。

Training-4

どんなことにも仮説を立てる

問題の解決策や新しいアイデアを出したいとき、闇雲にあれこれと考えるのではなく、まずは仮説を立ててみてください。そしてその仮説に向かって根拠を考え、根拠に基づくさまざまな事実を集めて展開していきましょう。

仮説が正しければ、仮説を結論として再構築し、根拠のあるアイデアとして採用することも可能です

Training-5

セルフディベートで論理的思考を補強する

セルフディベートとは、1人で行うディベートのことです。

 ディベート(議論)では、相反する意見のうちどちらかの側に立ち、意見について深く掘り下げて考え、根拠や事実、未来的な予測などを収集し、相手や第三者を説得させられるように主張します。ロジカルシンキングを鍛えるには好適な場だといえるでしょう。通常のディベートでは相手や司会者、審判員が必要ですが、セルフディベートは1人で行うため、時間や場所に縛られずどのようなテーマでもできます。ライトなテーマから難しいテーマまで、さまざまなテーマを試してみることでロジカルシンキングを養うとともに、知見も広がるでしょう。

以上5点がキーワードです。常に意識して懐疑論者位、常に「WHY」思考でいましょう。

ロジカルシンキングの注意点

ロジカルシンキングを実践すれば、それだけで仕事の効率が上がったり、良いアイデアが浮かんだりするのかというと、決してそうではありません。

 ロジカルシンキングにおける注意点を知らずにいると、思考の迷路に入り込んでしまい結論がいつまで経っても出ない可能性もあります。

「前提」が変われば正解も変わる

論理上で前提としている事実やルールが変われば、自ずと正解も変わります。つまり、事実であると考えていた情報が誤ったものであったり、思い込みによって誤ったルールを用いたりしていた場合、誤った正解が導き出されてしまうわけです。

 また、現在は普遍的な事実として知られていることでも、未来はどうなるか分かりません。前提としている事実が変化することもあるため、注意が必要です。

裏付けとなるデータ(事実)は無数に存在する

帰納法のように、さまざまな事実から一般論を導くときには、情報収集が論理を固める最重要要素です。そのため、初期段階で得られたデータとは異なる内容のデータが後から出てくれば、導き出される一般論や結論も変わることがあります。初めはAが結論だと思っていても、事実をさらに集めていくと実はBが結論かもしれないと考えるようになる可能性は十分にあります。

より普遍的で客観的な結論を導けるように、事実は無数に存在することを覚えておきましょう。

論理を展開する「視点」は1つではない

ロジカルシンキングでは、視点によって論理展開や結論が異なるケースがあります。自分の視点にとらわれず、さまざまな視点があることを理解しておくと、考え方の幅が広がるでしょう。

ロジカルシンキングの応用

■ロジカル・コミュニケーション

 ロジカル・コミュニケーションは、ビジネスシーンにおける対人関係にもロジカルシンキングを生かして、よりスムーズな関係を築くことです。信頼関係の構築につながるだけでなく、簡潔で論理的なロジカル・コミュニケーションを実践すれば、ミスコミュニケーションが減り、業務の効率化にもつながります。

■ロジカル・プレゼンテーション

 ロジカルシンキングはプレゼンにも応用が利きます。ただ見やすい資料を作成するだけではなく、論理的に内容を構築してプレゼンすることで、説得力が増し、ビジネスチャンスの拡大にもなるでしょう。

まとめ

ロジカルシンキングは、複雑な問題を的確に分析したり、固定観念にとらわれずに柔軟な発想をしたりするために欠かせません。ロジカルシンキングのトレーニングを通して、自分の頭で考える力を身につけることをお薦めします。

これでロジカルシンキングは終了です。何か質問があれば、いつでもメールください。

次は、コーチングでしたが、傾聴力の説明が抜けていたので、明日からは傾聴力の説明に戻ります。ごめんなさい。

 それではまた明日、探求家ハナでした

ロジカルシンキングの応用