こんにちは探求家ハナでございます。

2回目のアンガーマネジメントです。可視化して考えることや客観的にみるという誰でも出来ることなので、出来ていますか?

 今日もよろしくお願いします。

怒りのタイプ

 先ほど怒りの種類について紹介しましたが、怒りのタイプも複数あります。つまり、どんなことやどんなときに怒りを感じるタイプなのかということです。

ここで、6つの怒りのタイプを見ていきましょう。これは、日本アンガーマネジメント協会が公表する「アンガーマネジメント診断」の診断結果の項目でもあります。

参考:>無料アンガーマネジメント診断|日本アンガーマネジメント協会

怒りのタイプ-「公明正大」

正義感が強く、ルールや道徳に外れたことを見聞きすると怒りを感じやすい傾向がある人です。権利の有無に関わらず、人をジャッジしようとしたり、曲がったことが許せなかったり、常に正そうとしたりして、介入しすぎるところがあります。

怒りのタイプ-「博学多才」

 向上心があるのですが、完璧主義な点があり物事を白黒で片づけたいタイプです。そのため自分にも周りにも厳しくなってしまう傾向があります。優柔不断な人、適当に考えたり行動したりする人がいるとイライラしてストレスを溜めやすいようです。

怒りのタイプ-「威風堂々」

 自尊心がとても高い人で、いつも周りからどう見られているかを気にする人です。ネガティブな評価や扱いを受けると、ストレスや怒りを感じやすい傾向があります。思い通りにならないことがあるとイライラや不満を抱えやすいというのも特徴です。

怒りのタイプ-「天真爛漫」

 自分の考えや感情を、素直にストレートに表現することができる人です。しかし、周りに意思表示がはっきりできない人、思う通りに行動できない人がいるとイライラする傾向があります。自立心が強く、自由に動きたいタイプなので、行動を制限されるとストレスを感じやすいでしょう。

怒りのタイプ-「外柔内剛」

 外見の柔らかさとは裏腹に、中身はとても頑丈です。周りからの誤解を受けやすいタイプといえるでしょう。自分の意見や意志を重んじるため、合わない意見や価値観には目を向けない傾向があります。内側に我慢やストレスを溜めやすいという特徴をもっていて、度が過ぎると体調を崩すこともあるようです。

怒りのタイプ-「用心堅固」

 とても慎重派で、周りに対する警戒心の強い人です。そのため自分の領域に入り込まれると、ストレスや怒りを感じやすい傾向があります。人間関係自体にストレスを感じやすく、自分についても周りの人のことについても固定観念をもちやすいのが特徴です。

アンガーマネジメントの具体的な手法

•意識する6秒間コントロール(マインドセット)

•イライラ・怒りの温度(点数)をはかる(客観性を持つ)

•落ち着く言葉(コーピングマントラ)を唱えよう(マインドセット)

意識する6秒間コントロール(マインドセット)

 怒りがコントロールしにくいのは、分泌されるアドレナリンによるものとされています。このアドレナリンは6秒間で体内を巡るのだそうです。この6秒間さえ乗り切ることができれば、怒りは制御しやすくなるということです。怒りやイライラを感じた際に、「6つ数えること」を習慣にしてみましょう。

 単純なカウントでは効かないという人は、より意識を向けさせるカウントバックもおすすめです。1、2、3、ではなく、100からスタートして13ずつ、もしくは17ずつ引き算していくのもおすすめです。

イライラ・怒りの温度(点数)をはかる(客観性を持つ)

 怒りを感じたときに、その怒りに評価点数をつけるのも効果があるようです。0を平穏な心理として、10を人生最大の怒りと設定します。

 今までの怒りの経験と相対評価しながら、今の怒りは先週の怒りに比べると弱いから5点、今日の怒りはあの時より強烈だったから8点、などと評価点を付けていきます。そうすることで、次第に「これは怒る必要のないことだな」と気付けるようになっていくそうです。客観性を高めることにも有効のようです。

落ち着く言葉(コーピングマントラ)を唱えよう(マインドセット)

 カッとなったとき、その言葉を心のなかで唱えることで、気分を落ち着かせ、客観的になるという方法があります。

たとえば「たいしたことはない」「すぐに終わる」「大丈夫」などの言葉を唱えます。

これは「コーピングマントラ(Coping Mantra)」という方法で、コーピングは「困難なことにうまく対処する、処理する」、マントラは「呪文、繰り返し言う言葉」という意味です。

 怒りの対象が身近な相手の場合、この人がこのような言動をとるのは「いつものこと。想定範囲内。

 怒りの対象が人の場合、この相手のために腹を立てるのは「時間の無駄」。

 調子の悪いPC、ネット回線、なかなか変わらない信号機、来ないエレベーターなどに「怒っても仕方がない。解決策を考えよう」などです。

 まとめ

怒りを客観的にみてどうですか?もしこれが出来れば犯罪は減るでしょう!

ひとは自分の事が一番好きなように、大義名分を作り、人を傷つけます。

怒りをコントロールすることは、正直難しいのです。

だからこそ怒りが発生するその時に、このschemeが頭にあれば、みんながきっと幸せになるスキルです。ぜひとも一度怒りを見直して、力に変えましょう

今回は、指導者用PVと参加者版PV二つ紹介します。一度勉強して、みんなにアウトプットしてください。

探求家ハナでした!また明日!

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