今週から、学習プログラムという感じで、毎日投稿してい行きます。

本日からは、私が尊敬する「平木典子」先生のアサーティブコミュニケーションについて講義していきます。

アサーションとは、英語で「assertion」という名詞です。これは、動詞「assert」からきており、辞書で引くと「断言する」「力説する」「強く主張する」と書かれています。でも、ここで言うアサーティブとは、強引に主張するということでなく、お互いの立場や考えを尊重しながら、主張をしっかり伝えるという考え方です。

  アサーティブコミュニケーションとは、相手の考えを尊重しながら、対等に自己主張をしていくコミュニケーションスキルを指します。アサーティブなコミュニケーション、アサーティブネスとも言います。  感情をそのまま爆発させて相手を言いなりにしたり、また逆にむりやり抑え込まれたりされることなく、気持ちをきちんと言葉で表現しながら、しっかり自分の考えを伝える方法です。  ビジネスの場では、交渉の際に欠かせないコミュニケーションスキルで、家族・学校・職場など人間関係においても効果が高い方法です。

 しかし、現状を報告すると、下の図に書かれているように、全ての会社ではありませんが、離職率は、全く変わっていません。昔に比べ、むしろ増えている気がします。言っている本人も3年以内に辞めています(笑)

 また、メンタルヘルスマネジメントを勉強している身としても、下記の調査報告書を見ればわかりますが、コミュニケーションの力が原因で多くの人材を無駄に浪費している現状も見られます。

なぜ、アサーション・トレーニングが必要なのか?

  多くの人が人間関係に悩みや不安を抱えていますが、特に、職場や家族・友人の間では、強く主張する人が弱い性格の人を押さえつけるパターンになりがちです。  一見うまく収まったように見えるかもしれませんが、これを放置すると、押さえつけられた側にストレスが溜まります。  その結果、夫婦なら離婚することになったり、親兄弟では断絶したり、仕事や職場でうつになったり、悪い結果をもたらす可能性があります。 そんな時に、どちらかが我慢するのではなく、お互いを尊重して本音を出し合う関係ができれば、家族であれば仲の良い居心地の良い家庭になり、職場なら組織としてのパフォーマンスが上がり、辞める人も少なくなるはずです。

今日は、ここまで、明日は、3種類のアサーティブコミュニケーションを説明します。それではまた明日!!( ゚o゚ )オ(゚▽゚)ヤ( ゚・゚ )ス(゚━゚)/~ミー

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